大豆の刈入れと脱穀
7月12日に種蒔きをした大豆が、木枯らしの吹き始めとともに、葉が枯れ落ちて乾燥が進み収穫時となりました。
農家さんからの指導もあり、大豆に土が付かないように、刈払機で大豆の根元から刈り取りました。
刈り取った大豆を畑で集めて、リヤカーで広場に運んで脱穀作業です。
初めての大豆なので脱穀作業も手探りで、手で大豆のサヤをむいたり、竹の棒でたたいたり、足踏み脱穀機を使ったりしました。
あまりにも大豆の量が多いため、8日では終らず一旦倉庫に保管して、脱穀作業を29日に持ち越しました。
29日は、朝一番から広場のブルーシートの上に大豆を山積みにして2、3人で2m以上ある長い竹の棒で叩きました。
力がいる作業なので、みんなで交代しながら行いました。きついのですが、ちょっと楽しそうでした。
脱穀が終ったら唐箕を使って細かいゴミと大豆を選別しました。
唐箕でも取れなかったゴミや未熟な大豆等を手作業で取り除き脱穀作業を終えました。
この後、ビニールハウスの中で冬の寒風で乾燥します。
乾燥が終ると味噌作り等が待っています。みんなが楽しみにしています。
里山の昔ながらの手作業での大豆収穫作業でした。散歩中の来園者の方々も作業をのぞき込まれ、色々と質問されました。
初めての大豆栽培にしては、たくさん収穫することができました。
栽培した大豆は、神奈川県の優良品種にもなっている「津久井在来大豆」です。
煮豆や味噌等、古くから郷土食の素材として津久井地区に根ざして栽培されてきたものです。
倶楽部が栽培している米と麦に大豆も加わり、里山の食を支える五穀(米、麦、豆、アワ、ヒエ)の三つがそろいました。
※このブログは茅ケ崎里山公園俱楽部の会員が活動の素晴らしさや楽しさを皆様に発信しています。

